人生終了?就職活動で内定もらえなかった28歳は今どこで何をしている?

就職活動

みなさんこんにちは。杉並区に住む28歳です。就職活動は今後の人生を左右する分岐点。人生における一大イベントと言っても過言ではないでしょう。

そのため自分の行きたい企業から内定がもらえなかったり、そもそもどの企業からも内定がもらえなかったりという状況で病んでいる人も多いのではないでしょうか。

私は2018年卒(超売り手市場)の代として就職活動を行なっていたのですが、内定をもらえずに大学を卒業してしまったヤバい人間です。

そんな私でも28歳(2024年2月)の今ではフリーターではありますが、そこそこ楽しく暮らせています。

就職活動がうまくいかずに人生終わりだと思っている方が私の経験談を見て少しでも気持ちが楽になってもらえたらと思います。

超売り手市場

私が就職活動をしていたのは2017年になります。有効求人倍率が1.59倍という1974年の1.64倍に次ぐ高い水準でした。アベノミクスと東京オリンピック効果?によるものだったのでしょうか。

私は建築学科でしたので、東京オリンピックに向けた建設ラッシュの影響をもろに受けていたと思います。

そのため私の大学は決して偏差値の高い学校ではありませんでしたが、友人には平均年収1000万円超えのゼネコンから内定をもらっている人もいました。

私はそんな中、大学3年の夏に準大手ゼネコンのインターンに行ったことで「建設業界で働くのは嫌だな」と思ってしまったので、建設会社は一切エントリーせず興味のあった小売の会社やIT系の企業にエントリーしていました。

当時私が内定をもらえていない状態で、建設業界を視野に入れていなかったことを知った父は「なんで?せっかく大手のインターン受けてるんだからエントリーとけよ」と言ってきましたが、あんな業界に行っても良いことは何もないと思っていた私は結局エントリーしませんでした。

就活を始める時に「自己分析」を行い、自分がどんな仕事をしたいのか、どんな仕事が向いているのかを考えると思うのですが、私は大学生活で何を頑張ったのかと考えた時に「居酒屋バイト」しか出てきませんでした。

元々人と話すことが大の苦手だったのですが、思い切って居酒屋バイトの面接に行ってアルバイトを始めたことで、これまで苦手だったことが改善されたことが自分の中でとても大きかったのです。

また、そこでの経験から自分のやりたいことを自分で決めるということの大切さを肌で感じていたために建設業界を一切受けないという決断に至ったのだろうと思います。

結局、小売とITの数社を受けましたが選考を勝つ進めず。6月に入ったところで、逃げるように「接客業で内定もらえないなら、自分の大学生活はその程度だったんだな」という結論をに出し、就職活動を勝手にやめてしまいました。

地獄の引きこもり生活

私は大学を卒業後実家へ帰りました。そこから約2年間引きこもり生活を送りました。バイトもしなかったので何も予定がなく朝起きるのが遅くなり次第に昼夜逆転の生活。

特に何かをしたいと言うわけではありませんでしたので、ご飯を食べて風呂に入って寝てを繰り返す生活を送っていました。

そして気がつくと半年を終えようとしていましたが、私の両親は「仕事をしなさい」などとは言ってきませんでした。

「これからどうするんだ」と父には一度言われたような気がしますが、正直その頃の記憶があまりありません。

私に「仕事をしろ」なんて言える状態には見えなかったのかもしれません。私は元々仕事をするのが嫌で引きこもりになったわけではなく、就職活動でうまくいかなかったのはこれまでの自分の人生が失敗だったと感じていて、そこから立ち直ることができなかったからでした。

2019年の夏頃、流石にそろそろ働かないとヤバいと思い日雇いの仕事を始めました。そこから縁があって2020年からは現在働いている人材派遣会社で派遣会社として働き始め、2022年途中からアルバイトとして働いています。

自分の就職活動を振り返って思うこと

私はこれまで学校や親に怒られるような悪いことをしないように生きてきました。自分で言うのもなんですが、大人の言うことを聞く良い子供だったと思います。

しかし、就職活動では私は全く受け入れてもらえませんでした。今でもそうですが、人間力というか、社会人力的なものが私には不足していたかなと思います。

その力は友達や家族と過ごすうちに身につくようなものに感じます。私は自己中心的でいつも甘やかされてきたので、その力が身に付かなかったのかなと思います。

今はどんな感じ?

先ほど過ごし伝えたように、今は東京に本社がある人材派遣会社でアルバイトとして働いています。ボーナスはありませんが、年収は350万円くらいかと思います。

28歳の平均年収や業務内容を考えると、不安な部分はありますが目の前のことにそこそこ真面目に一生懸命取り組んでいます。

今回私が伝えたかったのは、就職活動でうまくいかなくて、2年も働かずに引きこもり生活をしていてもそこそこ普通の生活はできるということです。

私は引きこもり生活をしていたことにより、後遺症のようなものがありました。それは仕事の前日になると原因不明の不安に襲われ、一睡もできなくなるというものです。おそらく、決まった時間に出勤しないといけないというプレッシャーからだったと思います。

普通に生活していたら、学校に行ったり友人と出かけたりすると思うのでプレッシャーに感じることではないと思いますが、1年半も引きこもりをしていると、時間通りにいかないといけないということがものすごくプレッシャーに感じました。これは私だけかもしれませんが、、、


なんとか無理して眠れなくても仕事には頑張って行っていました。1ヶ月くらいすると普通に夜眠ることもできるようになりました。

そんな私でも今では当たり前のように朝起きて仕事へ行くことができますし、外食も旅行もできます。
今は転職が当たり前になっている時代です。就活が思うように進まなかったとしても別の道はいくらでもあります。

SNSのキラキラした投稿に惑わされず、自分の人生を生きてほしいと思います。私も収入アップを目指して仕事を頑張ります!

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